FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

太陽光買取価格は高水準?

再生可能エネルギーの買取価格を決めるための「何か」なのか、
昨日、今日と太陽光の記事が出てきた。

<太陽光発電>買い取り制度 指摘されてきた設計の甘さ

この記事には、
『買い取り価格も初年度(12年度)より引き下げられたが、いまだ1キロワット時当たり37。8円(10キロワット以上)と高水準。』

とあるが、
太陽光ビジネスに真面目に関わっている者として、高水準なのかどうか分からない。
太陽光をはじめようとするお客さんをつかまえるビジネスをやっている会社のシミュレーションは、年利回りが12%などと出てくるが、
借入金利が低いとしても、実質的には10%以下になるようにしか思えない。

金利を(見かけ上)高くするためには、
・イニシャルコスト(初期費用)を削減する
・保守管理費を削減する
・リスクは出来るだけ低く見積もる
ことが必要だ。
電力会社の技術者として20年以上現場を見てきた経験からすると、
こうした考えで設計・施工・運営される設備には、どこまで行っても不安が残る。
20年間継続して初めて成り立つビジネス
(実質的には、10年弱で損はでないプランとするが)
日頃から、電気を
『あって当たり前、年間の停電時間は2分以下』
という常識で太陽光事業をすべきではない。

設置して終わり、売却して終わりの会社は良いかもしれないが、
それを自社の設備として20年間持ち続けようとするなら、
そう簡単に、『売電価格が高水準』とは言いにくい。
仮に、売電単価が(税抜き)36円から32円になったら、
利回り10%が吹き飛ぶ。
20年間リスクを負うプランは作りにくい。
設備単価はそう下がらない
(逆に変圧器の価格は高効率化ということで上昇している)
再生可能エネルギー普及に急ブレーキがかかるだろう。

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。