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中国人だけじゃない

先日、中国で、車にはねられて倒れていた女の子を
大勢の人が助けずに、通り過ぎる映像が流された。
その原因は・・・

そして20人が通り過ぎた後、彼女を助けた女性に
「売名行為だ。」
との批判が寄せられたニュースも追加された。

急速な経済発展が原因とも限らず、
もともと中国には
「二人で井戸をのぞくな。」
という格言がある。

それは、一方が井戸に落ちると、
他方が犯人にされるから、という。

「やはり、中国(人)は、・・・」
という批判は正当だろうか。

それを議論したくないが、
かつて身の回りでも、
似たような状況があった。


かつて、ある職場の中で、欠員ができたため、
周囲の人数人にその仕事が回り、
周囲の人は処理しきれないで、アップアップしていた。


上司は、経験のある他のグループの人に対応させようとしたが、
その人は、かたくなに拒んだ。


そこで、ある男性がその仕事の経験は無かったが、自分の仕事に加え、
欠員分の仕事すべてを受けることにした。


そして周囲の数人は、元通り自分の仕事だけになった。


だが、彼は、毎日毎日いろいろな仕事の締め切りに追われた。
当然、自分の仕事の他に、不慣れな仕事一人分が加わるわけだから、
あわただしくなるのは当然だが、がんばった。


彼は、アップアップしていたメンバーたちが、
さぞ感謝してくれていると思っていた。


ところが周囲は、
逆に彼の仕事がいつも締め切りぎりぎりになると言って、
上司に文句を言っていた。


その上司も状況判断力に欠けるから、
メンバーから文句を言われると、
なぜそうなったのかということを把握しないで、
「急ぐものからやれ!」と彼に言った。



さっきまで泳ぎながらひとの荷物を数人で分担し
おぼれかけていた者が、
彼一人にその荷物を全部負わせ、
精一杯泳ごうとする彼を陸から見て、

やれ泳ぎ方が悪いの、根性が無いのと批判した。



もう一つの例は、山にたとえよう。
山で遭難して、助けを求めている。


救援者の姿が見えたら助けてくれという。


そこでプロの救援隊員は、まず助けようとする。
どうやったら助かるのか、自分の知識と体力を使う。


無事助け終わったとき、助けられた人は彼に感謝した。


後にプロの救援隊員は、助けた人に報酬を請求する。


すると、さっきまで彼に感謝していた人は、

「そんな話は聞いていない。」という。

「先に言ってくれなければ1円も払えないという。」

やがて、助けられたはずの人は、
救援隊員をまるで言いがかりをつけて金をむしり取ろうとする悪人のように扱い始める。



さて、あなたが救援隊員ならどうするべきだったか?


おぼれている人、
遭難している人を見つけたら、

まず相手に、
有料か無料かを伝え、
金額を明示し、了解を得てから助けるべきだろうか。


おぼれている相手に、
「10万かかりますよ」とか、「15万ですよ」とか
言えということなのだろうか?


当然、助けた後でも非常識な金額なら問題だろう、


しかし、精一杯努力してくれた相手に、
何らかの形で感謝するのが当然ではないだろうか、

それとも、相手が苦しむ姿を見ながら、
じわじわと金額をつり上げていく救援隊員を良しと考えるのだろうか?


救援隊員は助けた相手に、
悪人呼ばわりされる覚えはないはずだ、
助けられるまでは、とにかく助けて欲しいと言うが、

いったん自分がその困難から脱したら、
それを誰が救ってくれたのかは、都合良く忘れてしまい、
自分の世界を乱そうとする敵だと判断し、相手を責めようとする。


助けられた人がそういう人なら、
助けた方が間抜けに見える。


間抜けに見えても、実際に間抜けでも
おぼれた人を見つけたら、
まず助けようとするのが当然ではないだろうか、


長い目で見ると、
本当に救われるのは(ちょっと宗教ぽい言い回しですが)、
この間抜けな救援隊員だと信じたい。


ちなみに、中国での少女のようになった背景には、
交差点で倒れていた婦人を助け、
病院まで連れて行った男性が、
その女性から突き飛ばした犯人として、
賠償を請求されたというから
上には上が(下には下が)ある。


我が国でも、
かわいい(たぶん)少女が、
おじさんをチカンに仕立てて、
金をせびろうとするから、
どこの国だから・・
という理屈は通らないようだ。


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