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3本の道

それから道は、9マイルほど走って、はたと思案の壁にぶつかる。
道は、もう一本の、もっと広い道に、直角につきあたるのだ。
タヴィッドは、しばらく迷いながら立っていたが、やがて

→① 左への道を選んだ。
→② 右への道を選んだ。
→③ 道ばたに腰をおろして休んだ。

(O・ヘンリ短編集(二) 新潮文庫 「運命の道」より)

いつ起業すべきか、今、起業するのはいい時期だと思うか、というような質問を良く聞く。

聞くほうは、たぶん正解を求めてはいない、そんな重要な問題を、当てにならないような者の意見を本気で聞こうとはしていないのだろう。

目的は、自分で自分を納得させたいからだと思う。答えが自分の中にあって、それに進むためのあと一押しが欲しいのではないだろうか。

O・ヘンリのこの短編にまつわる話は、意識していなくても、何かのときに聞いたことがあるようなものだろう。3本の道というタイトルの場合もあるようだ。

もう一度、あの分かれ道まで、あの時まで戻れたら・・と思うことがあるだろうか。人それぞれにあるかもしれない、または、そう思ったことがあったかもしれない。

そう思いながら過ごすのはいいとは思えない。過去は変えられない、未来は分からない、その中で今の自分は何をしているのか、それだけは自分で分かるはずだ。

今、生きていることそれ自体が幸せなことではないだろうか。どの道を選んでも、そこで充実させていくしかない。仮に道は引き返せても、時は引き返せない。

じゃあ、何のために道を歩いてきて、何を求めて道を選ぼうとしているのか、本当に求めているのは何なのか。

それを突き詰めて考えていくと、結局どの道を進んでも、同じような努力をしなければならないことになるのではないだろうか。


そして、案外、つながっている先は同じなのかもしれない。

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